皆さまこんにちは!
全国的に猛威をふるっている感染症ですが、四国中央市内でのインフルエンザ・コロナウイルスなどの感染症はいまだに減少することなく高い水準を維持しています。
目に見えない相手が敵なのは本当に難しい戦いですよね。
私たちも日々感染症と向き合いながら戦い続けていますが勝てることばかりではありません。勝ち続けることは難しいのですが、勝つための努力を惜しむことはしたくないですね。
さて、私たちが日々仕事をしていく中でご家族と関わらせていただく機会となる「面会」は私たちにとってとても大切な時間で、ご家族と話していると時間を忘れてついつい長話になんてことがよくありますが、なにより入所されているご利用者の方にとってとても大切な時間だと思います。ただ顔を合わすだけ・・ただ一緒な時間を過ごすだけ・・であってもそんな一瞬がとても大切です。
私たちがご利用者の方と会話をする時、ご家族の方の小さい頃の話をよくお聞きします。
その内容は手のかかっていた幼少時期の話がほとんどで、その時代で時が止まっていることも多くあります。そんな話をお聞きしていると「本当に大事に育てられたんだなぁ~」
「自分の時間を削ってでも子供のために尽くしたんだなぁ~」と子育て中の私にとって考えさせられることがたくさんあります。果たして私がおばあちゃんになった時に同じことを言えるのだろうかと今から不安になりますが・・・。
もしかすると面会の際に「そんな昔の話をして」とか、名前が出てこなくて「私の事忘れたの」とか寂しい気持ちになられる方もいらっしゃるかもしれません。また、会話することもできず、目を合わせることもできず寂しい思いをされている方もいらっしゃるかもしれません。でも、寂しい気持ちもお互いがいるからこそ感じられる瞬間です。
同じ場所で同じ時間を共にできるしあわせは当たり前ではないと思います。
私たちはそんな関わりを目にして、仕事ながら本当にしあわせを感じております。
「ばいばい、また来てね」その言葉にお互い勇気づけられているのではないでしょうか。
もちろん、面会に来たくても来られない方もたくさんいらっしゃいます。電話をしていただいても、手紙を書いていただいても、どんな関わり方をしていただいても構いません。
お互いが関わり合える関係をこれからも続けてしあわせを感じていただけたらと思います。
しあわせの家で、また会える日を楽しみに職員一同お待ちしております。