ご利用者やご家族からするとまだまだ若造の私ですが、人生の折り返しを過ぎたであろう年齢になりました。(汗)
この仕事と関わる中でご利用者の看取りという人生の最終場面や慢性疾患の悪化等による急変場面に立ち会う等、いろいろな場を一緒に過ごす経験をさせていただきました。
ボーっと物思いにふけこむことが好きな私ですが、時折「生きるとは何ぞや?」と自問自答することがあります。
こうなってしまうと、さぁ大変!!
私の頭の中は、色々な自分が集まってきて朝まで討論会が始まります(笑)
ちょっと私の頭の中で繰り広げられた討論会の模様(一部)を紹介します。
大西A「生きていくために様々な対価を支払っている。生きていくためには結局はお金がないと始まらない。
生きるとはお金を稼いで使うことだ!!」
大西B「お金のために生きてるなんて違う気がする」
大西A「衣食住のためにお金を使うし、お金がないと生きていけないだろ。だから働いて対価をもらってるんじゃん」
大西B「自給自足している人だっているよ」
大西A「労力というお金と同じ対価を払ってるんだから同じことだ」
大西C「たしかに、医療だって結局お金があれば先進医療が受けれるよね」
大西A「生きる力を身につけるための教育だってお金がいる」
大西B「結局、お金かなぁ‥。」
大西D「生きるための選択としてお金を使っているだけなんだから、もっと生きるために重要なもんがあるんじゃね?」
というかんかんがくがくの討論会を経て、最終的に私が出した結論
それは「生きるとは時間を使うこと」です。
人は生きている中で時間を消費していきます。
そしてその時間には限りがあります。
自分の持ち時間がどのくらいあるのかなんて、平均寿命からこれぐらいかな?って想像することはできても先のことは誰にもわかりません。
そして、その時間が自分の努力や運に左右されることもあります。
努力が実り運よく富裕層になって先進医療を受けることができて持ち時間を増やすこともあれば、事故や災難に遭遇して自分の持ち時間を減らすこともあるでしょう。
「時は金なり」という言葉を耳にしますが、まさしくその通りだと思います。
金銭に余裕があると、後を気にせず無駄遣いをしてしまう時ってありませんか?逆に次の給料日までどうしよう!って時には以外と自分の持っている金額を把握し綿密な出費計画をたてていませんか?これって、自分の持ち時間も同じです。若くて自分の持ち時間に余裕があると時間の無駄遣いをしてしまうなんてこともあるのではないでしょうか?
人生の折り返しを過ぎて、残り時間が見えてくるようになってきたので、そろそろ若い時のような時間の無駄遣いから卒業しなければ・・、今の内に何かしておくことはないかな?と思いながら、そう思うだけの生活(時間の無駄遣い)をしている毎日です(笑)
今日のブログ記事
あくまで私自身の勝手な考えですのでご容赦くださいませ(汗