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くだらないけど楽しい宇宙時間一瞬の自分時間

最近…いや以前から昼夜問わずボーっと過ごす事が好き?な自分ではありますが、そのボーっとする時間は、いろいろな事を考えています。まぁくだらない事が多いですが(笑)。 夜空を見ながらボーっとする事が多いのですが、これは自分がロマンチックな性格ではなく、たまたまボーっとする時に夜空を見る事多いだけですので誤解のないようお願いします(笑) 秋になり、空気が乾燥する事で澄んだ夜空を眺める事が多くなります。星空を見るといろいろな星が輝いています。みなさんも見た事のある天の川は、我々がいる銀河系(天の川銀河)の中心から末端を見た星々で、その星は太陽と一緒で、自ら光を発しています。よく見る、月や、金星、この時期は木星がよく見え、土星も今現在、木星から離れた場所で探せば肉眼で何とか見る事ができますが、もちろん水星、火星も時期や時間帯によりますが肉眼で見る事はできます。これらの星は自ら輝いているわけでなく太陽の光を反射して輝いています。 夜空に輝く星を見て、太陽以上の星が無数に存在し、さらに我々がいる天の川銀河の外にも有名なアンドロメダ銀河(かろうじて肉眼で見えます)をはじめ、たくさんの銀河が存在している事を考えると宇宙って広いなと、そこからまた自分の頭の中はあれこれ考え事が進んでいきます。 今みている星の光は、星にもよりますが、何年から何百年前の光を見ている事になります。授業で習った北極星は、地球から約430光年離れた場所にあり、単純に今日見た光は430年前の光という事になります。光の速さは秒速30万kmですから途方もない遠い距離にあり、そんな遠い距離から光が届いている事にさらに宇宙って広いなと感じます。冬によくみるオリオン座ですが、オリオン座の右肩の星ベテルギウスが寿命(超新星)を迎えようとしています。一時は数十年後なんて言われていた時もありました。ただこれも最近になり後何万年後という調査記述もありいろいろな調査が行われていますが、寿命を迎える事は間違いありません。何年か前まで星の光が赤色で大きく見えていましたが今は小さく見えています。ベテルギウスとの距離が約640光年離れており、今見ている光は640年前のもの、誤差想定は150光年とされておりそれを含めてもかなり過去の光、日本時間でいうと、鎌倉時代から室町時代の時の光を今見ている事になります。仮に今消滅したとしても、消滅の過程を見るのは640年後になります。夜空をボーっと見上げながら、ベテルギウスの最期を見届けたい、見てみたいけど長生きするしない以前の問題と真剣に考えています。(笑) ただ、星も生まれ寿命を迎える一つの生命体と考えると、星の一生からすれば、人間の一生は一瞬よねと思うと共に、人間を宇宙と仮定して、体内にある血液や組織が一つ一つの星(生命)であると考えると、宇宙そのものも、何かの生命体の一部なのかなと更にあれこれ考えてしまいます。そんな考え事をしている間にも、宇宙は拡大しつづけ、その中で星が生まれては消えている。宇宙も星も一生があるのよね…じゃぁ自分の一生はどうなのか?現実を更に考える始末。あれこれ考えが深くなる頃に、家の前のすし屋の看板の輝きが消え、ふと、もう寝ないと!と現実に帰ってきます。 長文となりましたが、宇宙の一生からすれば瞬き以下の時間単位ですのでご容赦を(笑) みなさんは秋の夜長をどのようにお過ごしでしょうか?ボーっとしている私を見かけましたら、壮大でくだらない考え事をしていると思って、優しい眼差しで見守って下さい。