居宅介護支援専門員として日々多くの方と関わる中で、改めて実感するのは「コミュニケーションの力」の大切さです。
自事業所の職員はもちろん、他事業所の方々、そしてご利用者様やご家族様との訪問・面談など、
ケアマネジャーの仕事は常に人との関わりの中にあります。
特に初対面の面談では、緊張感のある空気の中で聞き取りを進めることも多く、時間に追われていると、
どうしてもピリピリした雰囲気になってしまうこともあります。
そんな時、場の空気をふっと和らげてくれるのが「笑い」です。
「笑い」は心と身体の“天然の薬”
笑うことは、高齢者だけでなく、すべての人にとって心と体の健康を支える“天然の薬”とも言えるほど、
さまざまな効果があります。
面談や普段の会話の中でも、場面に応じて意識的に取り入れていきたい、大切な要素です。
笑いがもたらす主な健康効果
- 免疫力アップ
笑うことでNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化し、ウイルスやがん細胞への抵抗力が高まります。
- 認知機能の活性化
脳がリラックスし、酸素の取り込みが増加。脳細胞が活性化し、認知症の進行を遅らせる効果も期待されます。
- 血行促進・筋肉運動
表情筋や横隔膜を動かすことで、笑うこと自体が軽い全身運動になり、血流が良くなります。
- 自律神経の安定
副交感神経が優位になり、心身がリラックス。生活リズムや体調の安定にもつながります。
- ストレス軽減・痛みの緩和
ストレスホルモンが減少し、痛みの感じ方を和らげる効果もあります。
笑顔があふれる暮らしを支えるために
笑いは、薬に頼らず心身を整える力を持っています。
すべての人に当てはまるとは限りませんが、その方が暮らす生活の場で「笑顔があふれる時間」を意識的につくることが、
利用者様の生活の質(QOL)向上につながると感じています。
日常の会話の中で、自然な笑いが生まれるような関わりを大切にしながら、
これからも笑顔のある暮らしを支えていけるよう、心を込めて支援してまいります。
