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年の瀬に思うこと

最近の子供は標準語に近い言葉を遣っている、と言われています。

勿論、方言は方言で遣われているのだろうけど、以前に比べ、地方

の都会化が進み、テレビ等のマスメディアの発達もあり、コテコテ

の方言を喋る子供が減っているのだそうです。

そういえば、両親ともに同郷でなければ親同士でも同じ言葉を話す

わけではありません。更に生活の場が両親の地元でなく、第三の土地

ともなればまた違う言葉が遣われているので、最大公約数である標準語

(共通語)を話すようになるのも頷けます。

私も大学(京都)時代の寮生活を始めた頃、同室だった先輩が関東(群馬)

出身で標準語を話し、同じ学科の友達は関東・中部・北陸とまるで違った

言葉を喋り、また大学では関西弁が横行している状態で、標準語(に近い)

言葉を話さないと会話が成立しませんでした。自分の思いの丈を自分の

表現したい言葉で話すと通じない為、標準語に変換して話すものの、どう

にも伝えたいニュアンスが伝わりにくく何度も歯痒い思いをしました。

保健所や病院で指導をした時に「京都ではこの仕事はできない。地元でな

ければ。」という思いを強くしたものです。特に「どこばり、何ばり、誰ばり、

いつばり」の「~ばり」の言い換えができず、苦戦しました。

もういくつ寝るとお正月。お正月だってちょっと前までもう少し厳かな雰囲気

があったはずなのに、ちょっとした節目になってしまった感じです。

方言も儀式もだんだん平素化・標準化し日本が「ハレの日、ケの日」の別が

無くなっていくのが令和という時代なのかもしれません。