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【居宅介護の現場から】100歳を超えてなお朗らかに——ご本人とご家族の力

今回は、私が日々のモニタリング業務を通じて感じたことを綴ってみたいと思います。

ご本人とご家族の声に耳を傾けて

私は毎月1回、ご自宅に訪問し、ご本人様の健康状態や生活状況を確認する「モニタリング」という仕事に携わっています。

ご本人様だけでなく、ご家族様からも日々の様子を伺い、介護に関する不安や悩みがないかを丁寧に確認することも、

私たちケアマネジャーの大切な役割です。

 

100歳を超えても、なお朗らかに

現在、私は100歳を超えた方を3名担当させていただいています。

2025年9月1日時点で、愛媛県内の100歳以上の高齢者は1563人(男性178人、女性1385人)と、6年連続で過去最多を更新したそうです。

最高齢は西条市にお住まいの110歳の女性とのこと。

その中の3名が私の担当であると思うと、感慨深く、そして大変光栄に感じます。

人生の大先輩である方々の暮らしを支えることができることに、心から感謝しています。

 

笑顔の背景にあるもの

3名のうち1名は最近ご縁をいただいた方ですが、どの方も本当に朗らかで、穏やかな日々を過ごされています。

そして何より、ご家族の応援が大きな力になっていることを日々感じています。

ご本人様の笑顔の背景には、支えるご家族の存在と、見守るケアの力があるのだと、改めて実感しています。

 

「その人らしい生活」を応援したい

100歳を目指すことについては、人それぞれの考え方があり、賛否両論あるかもしれません。

でも私は、年齢に関係なく、「その人が望む生活」を応援したいと思っています。

100歳を超えている方だけでなく、すべての担当者様が、自分らしく、安心して暮らせるよう、

これからも寄り添い続けたい——そんな思いで、日々のモニタリングに向き合っています。