今年はなかなか冬布団を片付けする事ができず6月に入ってようやく衣替えも出来そうな気温になってきました。
これから、本格的な梅雨の時期に入りますね。
6月と言えば、梅雨、あじさい、傘、ジューンブライトなどのイベントがありますが、今日は傘について調べてみたらなかなかおもしろかったので書いてみようと思います。
まず皆さん、傘の日があるのを御存じでしょうか?
全国の洋傘製造業者有志により1963年3月に設立された洋傘振興協議会が、1989年に暦のうえで入梅にあたる6月11日を『傘の日』に制定したそうです。あまり入梅という言葉には、耳馴染みがないかもしれませんが、梅雨入りの目安となる雑節が『入梅』となるそうです。日本には、四季以外にも季節を表現するものとして『二十四節気』や『五節句』といったものがありますが、雑節である入梅もその一つにあたります。
傘の歴史は意外と古く、古代エジプトやオリエントの時代から使われていた道具です。
現代に存在している傘と違って、昔の傘は雨具ではなかった事を知っていましたか?
傘は、宗教儀式の際などに使われる権力を象徴する道具だったそうです。
古代エジプトやオリエントは雨が少なく、日本に比べてもかなり日差しの強い暑い国でした。そのため傘は日よけの道具としても使用され、権力者が傘で覆われて守られている様は権力の象徴とされていたようです。現在は持ち運びがしやすいシンプルなデザインの傘ですが、権力を象徴するために色々な装飾が施されていた為とても重たかったそうです。
さて、これからどんどん暑くなり日傘の出番も増えるかと思います。
日傘をさすメリットについても調べてみました。
➀ 猛暑が続く夏場、直射日光にさらされることで体温が上昇し、熱中症のリスクが高まります。しかし、日傘を使う事でどこでも簡単に日陰を作りだし、身体の負担を軽減することができます。
② 直射日光を浴び続けると体温があがり汗が止まらなくなることがあります。見た目や臭いに影響を及ぼすこともあります。
③ 紫外線の影響を軽減し、体力消耗を防ぐことができます。強い紫外線を浴びると、知らず知らずのうちに疲労を感じる事があります。特にこれから梅雨明け後の夏の午後には、日傘の有無で身体の疲れが大きく変わること事が実感できるはずです。また紫外線は肌にダメージを与えますのでしみやしわ、薄毛、抜け毛の原因にもなります。
日傘の寿命は頻度にもよりますが2年といわれており、UVカットの効果は2~3年です。ぐったり疲労困憊の季節に突入ですが、本格的な夏の到来を前に日傘の購入を検討してみてはいかがでしょうか?ですが、日傘を使えば体温の上昇を抑えて、汗をかきにくくする効果が期待できます。
さて、私の担当する入居者様の口癖は『暑さに負けず、風にも負けず、うちの母ちゃんにも負けず』です。いつもにこにこいい笑顔を見せてくださり気持ちが明るくなります。
これからのどんよりした気候にも負けず笑顔でいてくれることでしょう。
私も皆様と一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。