4月は入園・入学・入社と新たなスタートを迎えられた方も多いのはないでしょうか。
ちなみに私は子供の小学校入学と幼稚園入園が重なりとても大忙しの4月となっております…。
3月は別れ、4月は出会いという言葉をよく耳にしますが本当にその通りで、しあわせの家では去年の今頃18歳で高校卒業後に就職してくれた仲間がいます。まだまだ勉強することもありますが、今では夜勤も1人で任され一人前に立派に成長しています。
そこで考えたい事…。
みなさんは18歳の時、どのような生活をされていましたか?
私が18歳の時には、県外の専門学校に進学し福祉の勉強をしていました。もちろん勉強だけではなく友達と遊んだりと、今振り返っても楽しい思い出がたくさんある18歳でした。周りを見てみても専門学校や大学に進学する人が多かったと思います。
そんな時代から月日が流れどんどんと変化し、現代の18歳はどのような人生を選択しているのかと興味深いところですが、今回は私の知っているしあわせの家での18歳の職員を紹介したいと思います。
私がしあわせの家に就職し15年が経ちますが、その間にしあわせの家では3名の18歳の方が高校卒業後しあわせの家を選び就職してくれました。
昔の介護業界は専門学校で2年間福祉を学び介護福祉士の国家資格を取得して就職、これが主流でした。でも今は無資格・未経験そして年齢層も幅広いというのが介護の世界なのかもしれません。
そこで私が単純に思うこと…「18歳で介護の世界に飛び込むのってすごいなぁ」ということです。18歳で介護という仕事を選択して就職するって並大抵の気持ちでできることではないと思うからです。
自分自身に置き換えて考えてみると、介護の仕事って楽しくて、やりがいもあって、何よりこの仕事を好きだからこそここまで続ける事ができています。でもそれって専門学校で介護を2年間学んだからこそ選択できた道で、それを経験することがなければきっと介護の仕事をする勇気はなかったと思います。
介護を学校で学んだ2年間があるからこそ、この仕事にしようと決心する事ができたし、これからこの仕事で頑張ろうって思えたのだと思います。
だから私は18歳で介護の仕事に飛び込んだこの3名のことを単純に尊敬しています。
専門的な知識がない中で専門的な仕事をする時の気持ち、相当不安だと思います。でもその気持ちとは反対に若さというものはすごい勢いがあって、覚えは早いし、何より元気です。
学ぶ意欲もすごいし、彼女たちが与える影響力は本当にすごい!
もちろん彼女たちにのしかかる重圧は、私が想像しているよりもはるかに大きなものと思いますが、それでも頑張り続けられる彼女たちの存在に私はいつも元気をもらいながら、近くで応援しています。
きっと利用者の方も同じ気持ちなのか、実際にいろんな声を聞きます。
「こんなに若い子が入って来てうれしいなぁ」
「若い子みたらこっちも若返りそう」
「孫、いやひ孫?おばあちゃんも頑張らないかんな」等、明るい言葉がとても多いです。
そんな彼女たちを私は大事にしていきたいしもっともっと増やしていきたいと思います。大変なこともたくさんありますが…
介護の世界は広くとても楽しいですよ!!これからも仲間を増やしていきたいと思いますので、興味のある方は是非いらしてください。お待ちしております!