最近は高齢化社会によって施設でも100歳を迎える人が増えてきました。
日本で100歳を超える人は2万人以上いるといわれており、元気に長生きする人が増えています。
100歳のお祝いは「百寿」と呼ばれていますが100年は1世紀ということで「紀寿」とも言われます。読み方は「ひゃくじゅ」「ももじゅ」「きじゅ」です。
100歳まで苦労を労い尊敬の意を表すお祝いです。100歳まで生きる割合は、男性では1%、女性では6%程度だと言われています。
さて、その1%と言われる中、しあわせの家寒川では2月12日に満100歳のお誕生日を迎えられた方がいらっしゃいます。
山田好春様です。
戦争も経験され、山あり谷ありの人生だったと思われますが、食事もしっかりとご自分で食べられておりとてもお元気です。
日頃から「私は人に優しくされ、恵まれていました」と仰っています。山田様自身がとても優しい方なので、周りにいる方たちが優しい気持ちになれるんだと思います。介助時や目薬をさしたあとなどはいつも「ありがとう」と言葉を返してくださり、私たち職員はいつも励まされ癒やされております。
しあわせの家寒川はR2年8月に設立。それから現在まで女性3名と山田様を含め計4名の百寿のお誕生日をお祝いする事ができ人生について考えさせられる事がいっぱいです。
どの方も穏やかな方で「ありがとう」と言ってくださり冗談を言って笑わさせてくれます。
1世紀を生き抜いた優しさとありがとうの言葉の大切さを日頃より学ばせていただいています。