たかが送迎・・されど送迎
デイサービスへ異動となって2年を過ぎました。
新卒入社後は特養一筋で19年間勤務しましたので、異動を告げられた時は正直「大丈夫かな」と不安でいっぱいでしたが、いざデイでの勤務が始まると、そんな不安を感じる暇が
ないほど分からない事ばかりで、本当にあっという間でした。
「今日はこれでよかったのかなぁ~」
「あの時はこうしておいた方が良かったんじゃないかなぁ~」
と、反省ばかりの毎日でしたが、今はご利用者の皆様との触れ合いや一緒に働く仲間との触れ合いが楽しくて、とてもやりがいを感じるようになりました。
まだまだ未熟ですが(汗
そんな中で大きく変わったことは「毎日の送迎」です。
特養時代も受診や外出、ショートの送迎など車を運転する機会はありましたが、送迎が毎日の日課というのは初めての経験でした。
特に困ったのは土地勘がないことです。
僕は四国中央市出身ではないので、地図を見ても全く分からず慣れるまでは本当に大変でした。事前にプライベートで予習をしたこともあったほどです(笑
それでも、
「ここは一旦停止絶対にせな危ないよ!!」と標識のない危険場所
「こっちの道行ったほうが近いよ!!」と地図ではわかりにくい裏道・・などなど。
こうした利用者のアドバイスをたくさんいただいて、今では地図を見ればたいてい理解できるまでになりました。
ご利用者の命を直接預かることになる送迎ですので緊張しますが。送迎対応でもご利用者との
デイサービスでの関わりは送迎に始まり送迎で終わりますので、安全第一に考えながらも
車内では会話を弾ませます。
何気ない日常会話から話は膨らみ、長い道中であってもすぐに目的地へ到着してしまうことがしばしばです。会話が弾むと見慣れた光景も違って見えたり、
車内で一緒になったご利用者同士の他愛のない会話や職員も一緒に大声で笑い合う瞬間・・。
デイサービスならではの楽しみのひとつかと感じます。
たかが送迎・・されど送迎。今日も安全運転でお迎えに行かせていただきます。