夕方になるとあっという間に真っ暗になって日が短くなったなあと感じます。
日が段々と短くなってくると冬至が近いなとそんな気持ちになりますね。
冬至の日にはカボチャを食べたりゆず湯に入ったりします。昔からの風習を大切にして日々過ごしていきたいものです。
そこで冬至の意味やカボチャを冬至になぜ食べるのか又ゆず湯に入るのはどうしてか?等少し気になったので調べてみました。
【冬至とは】
冬至とは24節気の1つで1年で夜が最も長く昼が短い日です。冬至は天文学的にいうと
太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日で太陽が一番南にある状態です。そのため、北半球では1年中で昼がいちばん短く、夜が一番長くなる日を意味します。
冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日。」
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。
【冬至と冬の七草】
お正月の後にお粥としていただく「春の七草」は有名ですが「冬の七草」というものがあるのをご存じですか?
冬の七草「冬至の七草」
・なんきん(かぼちゃ)
・れんこん
・にんじん
・ぎんなん
・きんかん
・かんてん
・うんどん(うどん)
すべてひらがなで表記したのには理由があります。この冬の七草は「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」といわれ冬至を境に運を盛り返す意味でかぼちゃを食べるようになったのが由来の一つです。
【ゆず湯の由来】
冬至の読み方は「とうじ」。お湯に入り病気を治す湯治(とうじ)
冬至=湯治という語呂合わせからきています。又柚子(ゆず)=融通(ゆうずう)が利きますようにという願いもこめられています。冬が旬の柚子は香りも強いため邪気を避け運を呼び込む前の厄払いの目的でも使用するようです。このように運を呼び込む前に、厄除けを行うというのは1セットなのですね。
ゆず湯に入ると一年間風邪をひかないと昔からいわれています。というのも柚子には血行を促進して冷え性を和らげたり、身体を温めて風邪を予防する働きがあるそう。
果皮にはビタミンⅭやクエン酸が含まれていて美肌効果もあるとか。
それを聞くと冬至以外でも寒い日はゆず湯に入りたくなりますね。
今年の冬至は12/21(土)です。
しあわせの家の湯にようこそ。ゆっくりしていって下さいね。
入居者様には、ひと足お先にゆず湯に入っていただきました。
浴室いっぱいに柑橘のいい香りがして癒されます。
冬至が終わるとあっという間に年末がやってきます。カボチャを食べお風呂に柚子を浮かべて香りでリラックス&身も心もぽっかぽかにして慌ただしい年末を乗り切って行きましょう。