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先日、四国中央市土居にある土居ユーホールにて、東予地区老人福祉施設協議会介護職員研修会が開催されました。今回、当施設が開催担当となっており朝より職員が会場にて準備を行いました。参加者は、東予の地域密着型小規模特養・デイサービス・特別養護老人ホーム・養護老人ホームなどから総勢76名参加されました。
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本会には『生き活きサポートセンターうぇるば高知』の代表を務められております、下元佳子先生をお招きし『ポジショニングとシーティング』について講義・実技を行ってくださいました。
朝10時過ぎから昼の15時過ぎまでの長丁場ではありましたが、下元先生の分かりやすく且つ興味深いお話で、時間を忘れるほどの充実した会になりました。
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午前の講義では、拘縮や褥瘡は、『ある』のではなく『できてしまった』私たち介護の現場による姿勢の管理・介助の仕方の悪さによる二次障害であるというお話から始まり、福祉先進国である北欧の介護現場と日本の介護現場との考え方や技術の差、介護職員の専門性について、現場のポジショニングの実際などについて学びました。
午後からは、午前の講義を踏まえたうえでの基礎的な実技をクッション(ポジショニングピロー)やスライディングシート・スライディンググローブなどの道具を使用し4グループに分かれグループワークを行いました。
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会終了後は、私たちしあわせの家の職員一同はもちろん、他の参加者の方々も満足した晴れやかな様子で帰られました。
下元先生、ありがとうございました!!
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私たち介護職員は、日々、利用者様の快適、安楽、安心とは何か。尊厳は守られているか、介護の質はどうか、ご家族様から満足をいただけているのかを考え自問自答ながら現場で働くことが大切です。
知識・技術・情熱のどれも欠けることがなく掛け算ができるよう、日々努力してまいります。
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