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「漢字について」

今回は我々が日々使用している日本語・漢字について少しお話したいと思います。 漢字は約3000年以上前に発明された言葉とか目に見えないもの全てを文明化した道具だと言われています。現在ではスマートフォンやAIなどが使われている時代ですが漢字を3000年以上にわたってアップグレードして使いこなしているのが日本であり、そこに住んでいる我々です。3000年以上使っているから、色々な歴史、芸術性、意味があります。 だからこそ、我々が使用している漢字の中には人生のヒントが隠されていると思います。   たとえば「大切」という漢字。皆さんもよく使用すると思います。 全てを出し「切」る。最後までやり「切」る。 何かをやる時はこの漢字「切」が身近にあります。 「思い「切」る。やり「切」る。出し「切」る。最後までやって限界を振り「切」る。そういう事が人生にとって「大」きいんだよ」と繋げると「大切」という漢字になります。   「努力」という漢字。 なぜ努力が必要なのか。と皆さんも人生の中で一度は考えた事があると思います。 それは未来の自分への準備です。 全ての世界で優勝できると嬉しいですよね。 でも「準」優勝だと、ここまで頑張ったのにみんなで力合わせて頑張ったけど負けてしまい、悔しくて涙する事もあるでしょう。でもそれは自分達より上がいたんだなと気付ける瞬間でもあります。まだ足りなかった、あそこまでやったけど足りなかったと。 「準」優勝とは優勝の「次」。 「次」のまた何かのチャンスの時に「備」えるんだよというのが「準備」。 「次」に「備」える、自分の未来の「次」のチャンスに「備」える事が「準備」。 それが継続していくと「努力」となっていく訳です。   「吐く」と「叶う」という漢字。 時には弱音を吐きたいと思うときもあると思います。 そういう時は弱音を吐いていいんです。 しかし、そこから成長する人は少しずつ変化していきます。弱音は少しずつ吐かなくなります。口にプラス・マイナスと書いて吐くという漢字です。マイナスな事を吐かなくなるとマイナスは消えて「叶う」という字になります。弱音を吐きたくなる時は周りの皆でサポートして一緒に成長していけたらと思います。   「難」という漢字。 人生の中で苦難・困難・災難だと思う事もたくさんあるかもしれません。 しかし、苦難・困難・災難がないという事は「難が無い」と書いて無難。 無難な人生になってしまいます。そんな人生つまらないですね。   苦難・困難・災難が有るという事は「難が有る」と書いて「有難い」。 有難い人生になります。苦難・困難・災難があるのは人生の成長過程においては有難いことなんですね。   「有難う(ありがとう)」は一日に何十回、何百回言っても損はありません。 人に言ったこと、やったことは巡り巡って、必ず自分に戻ってくると言われています。   有難い人生になるように「ありがとう」を言い続けたいものです。   最後になりましたが、日々、何気なく使っている漢字の意味を考える事で、皆さんに少しでも感じていただける事になればと思い紹介させていただきました。