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何事も実践することが大切

~「できる状態」と「できている状態」の大きな隔たり~  

しあわせの家寒川 施設長

    今回のテーマは「何事も実践することが大切」というお話です。 さて、本題に入る前に、「知っている」「できる」「できている」という3つの状態について理解しておきましょう。   まずは「知っている」状態 これは知識として何かを「知っている」ということですよね。これまでに学んだことや本で読んだことかもしれません。人から聞いたことかもしれません。 「情報としての知識が頭の中にある」という状態です。   次に「できる」状態 知識として「知っている」状態だけではなく、それを「やろうと思ったらすることができる」という状態。「知っていることをやれる能力がある」という状態です。 もちろん知識として知っていても体力的に、環境的にできないこともあります。   最後に「できている」状態 知識として知っていて、それをやろうと思えばやれる能力があって、実際にやっている。「実践している」という状態です。もちろん悪事はダメですよ。   この3つの状態で「できる状態」と「できている状態」には、とてつもなく大きな隔たりがあることが多くないですか?   例えば、「タバコは身体に良くない」は知っている人がほとんどですよね。「やめようと思ったらやめる能力」は・・ありますよね。でも、「禁煙できている人」は・・。 これは趣味嗜好の部分も絡んでくるので例えとしては不適切ですね。

例えば、接客業はどうでしょう。

「接客は笑顔が大切ですよ」 と聞けば、ほとんどの人は「当たり前でしょ」と思います。「知っている」のです。

そして、それは「しようと思えば大抵の人はできる」のです。

しかし、実際に全てのお客様に対して笑顔で対応できている人は、多くありません。

コンビニの店員さんに、笑顔で対応されたときに感動してしまうくらいです(笑)

「笑顔で対応」という当たり前のことでさえもそうなのです。

頭でわかっているけど、実際はできていないことは他にもたくさんあるはずです。

こんなことを言った人がいます。

「いろんなことを知識として知っているし、やろうと思えばできるかもしれない。

でも人生を変えるのは「やっている」ことだけ。自分自身の人生を豊かにするためにも、良い事はやらないと何も変わらない。

「知っていることで良いことは行動に移す」という習慣をつけることは、自分自身のためになるのではないでしょうか。

それを仕事に当てはめてみましょう。

「知識」はとても大切で必要なものです。

しかし、その「知識」は「実践」してこそ「価値」になります。

我々の仕事は、お客様に「価値」を提供して対価を得ることです。

「知識」をもとに行動してこそ価値提供に繋がるのではないでしょうか。

「できる状態」と「できている状態」には大きな隔たりがあることを常に意識して、自分自身の行動を見つめ直し「実践者」を目指しましょう。

「何事も実践することが大切」という話でした。