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先日、某所で「在宅介護の問題点」という題目で講演会が開催されていました。
その話によると、自宅で家族を介護している方は、そうでない方と比較して、疾病のリスクが非常に高く、特に高血圧や糖尿病など、生活習慣病に罹る傾向が高いとの事です。
理由としては、日々の介護に追われる中で、介護者自身の食生活が疎かになり、インスタント食品などの短時間で調理可能な物や、スーパーマーケットの総菜などの高タンパク・高脂質な物中心の食事になってしまう事が原因だとの事です。
また、介護者のメンタルケアも心身の健康を保つうえで重要なポイントですが、講師の方によると、『他者に介護者の悩みを聞いてもらう』『他者に介護者の現状をありのまま受け止めてもらう』『他者に介護者自身を認めてもらう』という事が介護者の燃え尽きを防ぐために必要だと話されていました。
さらに、介護者が、市等の行政機関、NPO法人等の民間サービス、近所の方々等と会話し、相談する事の出来る場所がある事の大切さを説かれていました。
当事業所も、今後ご利用者・地域の皆様の信頼を得て、地域福祉の拠点施設としての地位を確立する事を目標としております。
社会福祉士・介護福祉士・ケアマネージャー、社会福祉主事・看護師といった、介護・福祉分野に精通した職員がおりますので、もし自宅で介護する事にお悩みの方がいらっしゃいましたら、随時ご相談をお受けしております。
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