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施設職員にインタビュー!

  10月もそろそろ終わりに近づいてきました。 秋のお祭りの時期に一週間以上、雨が降り続いたせいで残念な思いをした方も多いのではないでしょうか。豊岡・中之庄・三島のお祭りの最終日に、ようやく久しぶりの青空が見る事ができました。一週間も雨が続くと、青い空がこんなにありがたいものなのかと、しみじみ感じました。 長雨のせいで残念の思い、といえば金木犀。せっかく咲いていたのに、雨で全ての花が落ちてしまい全く匂いを感じずに終わっていましました。毎年、秋の楽しみだったのに残念です。来年こそは、あのなんともいえない匂いを感じたいものです。   さて今回は、久しぶりのインタビュー! インタビューさせていただいたのは、当法人開設当初より、特別養護老人ホームしあわせの家で勤められている、西森大祐さん。現在、特養の一階介護部の主任をされています。 今回、長年法人に勤められている方として、色々なことをお聞きしてみました!     ①まず簡単な、自己紹介をお願いします   1階介護部の主任をさせて頂いている西森大祐です。生まれも育ちも新居浜ですが、平成28年3月3日に入籍をして、現在は四国中央人になりました。 生年月日は、昭和57年12月14日の34歳です。(もうすぐ35歳です) 趣味はプロ野球観戦で、小学生からの巨人ファンです。東京ドームも行ってますよ。 今年は…残念。他はアニメ観賞や休みの日に時折パチスロも…? 以前はジムに行っていましたが、今はお金だけ払っている(泣)てか、いけよ俺!っていつも思ってます。体重は秘密(笑)     ②西森主任は、施設開設から当法人で働かれている数少ない職員のうちの一人だとお聞きしました。まず、この施設で働くことになった切掛けや、社会福祉法人まことを選んだ決め手などお聞きしたいと思います。   当施設は平成15年10月1日に開設しました。まず、福祉の仕事になぜ就こうと思ったのかですが、自分が高校1年生の時に母親を亡くしました。うつ病で、目が離せない事もあり、付き添いを誰かはしていました。中学生の時などは、反抗期などもあり、母親にきつい口調でいつも言っていた事は、亡くなった以後、後悔をしています。幼い時より、学校の先生になるんだ!と夢を持っていました。新居浜西高に行き、勉強をして良い大学に と考えていましたが、母親を亡くし、付き添った事や身の周りのお世話をすることにより、福祉の関心が出てきました。高校2年生から、教師⇒介護の仕事をしてみたいと思うようになり、卒業後は大学に行くのを止め、福祉の専門学校に行きました。   当時は周りから、反対されたのは覚えています。教師の夢は?と。でも、父親は自分で決めた事だからと背中を押してくれました。そして、専門学校で学び就職をどこでと調べていましたが、新しく四国中央市で特養が開設すると聞いて、自分も心機一転して一から頑張りたいと思い、この施設を選びました。(新居浜から遠く感じましたけど(笑))     ③それでは、これまで長い間働かれてきた中で、忘れられないエピソード(嬉しかったこと・苦労したことなど)あれば教えてください   今までで嬉しかった事は、開設当初にアルツハイマー型認知症のご利用者の方がいました。でも、僕の名前は覚えてくれていて、よく業務中にも話をかけられていました。その方が体調を崩された事をきっかけに、歩行もできなくなり、ベッド上で過ごし、いつ急変して どうなるか分からない状態になりました。ある日の夜勤中に、訪室すると「大ちゃんの事は絶対忘れんけん」と涙を流され言ってくれた事が、印象強く、今でもはっきり覚えています。夜勤が終わって休みの次の日に出勤すると、その方は亡くなっていました。ショックでした。しかし、このエピソードはこの施設で働いている中で、忘れられない嬉しいエピソードで、自分の事を最後まで忘れんけんと言ってくれた言葉に自分も涙したのを覚えています。   苦労した事は、開設時に初めて夜勤をする際に、一人で考えて夜勤をした事は苦労しました。先輩方から、アドバイスを受けて夜勤を自分なりに考えてしました。オムツ交換や、巡回など。そして、開設から約3ヵ月経った大晦日の夜勤中に、急変が起きて救急車にいきなり、乗って病院まで行った事は今でも覚えています。他の夜勤者の方に指示をもらい なんとか危機を乗り越えました。今はそんな事もなく、誰かがついて教えてくれるので、良いと思いますが、自分で考える能力も必要だと言う事は皆さん知っておいてもらいたいですね。     ④社会福祉法人まことで、10年以上働き続けられる理由はありますか?   開設当初(自分は20歳)から働いてきて、施設が成長していくのを見て、自分も一緒に成長していると実感があるので、施設と自分はいつも一緒にいるという感じで現在まで、きています。愛着なければ、できませんよ(笑)     ⑤今現在、1階介護部の主任という重要な役職に就かれていますが、日々心がけていることがあれば教えて下さい   どんな勤務でも、AG・EGにそれぞれまずは、出勤後はフロア・ステーションに行きます。変わった事はないか?日誌や申し送りノートを見ます。(当たり前ですが)その際に、職員から報告あれば報告を受けています。自分の顔を見せに行くのが重要だと感じます。 主任という意識を強く持ち、ご利用者の方にはケア方針に沿って対応をさせて頂き、職員には、仕事がしやすい環境作りをしていくように、頑張っています。まだまだ、不十分ですが。 これからも、未熟な事が多いと思いますが、頑張って参ります。     ⑥最後に、これからの夢・将来の展望があれば教えて下さい   職員をもっと増員し、施設の規模を大きくして欲しいと思います。   後、子供ができたら、プロ野球選手にさせたいです!!

 

 

西森主任、ありがとうございました! 今回、『忘れられないエピソード』の利用者様とのやりとりを聞かせていただき、西森主任は、利用者様への接し方に、愛と親しみを本当に感じられる方だな、と改めて感じました。 素敵な夢、叶うと良いですね…!素敵で幸せな報告、お待ちしています☆